今回は、
「ニッチなビジネスで一人勝ちを!」
というテーマです。
ここでいうニッチとは、「隙間」的なイメージです。
「あまりメジャーではない、隙間産業的なビジネス」
くらいの意味だとお考えください。
さて、小さな会社にとって
「ニッチ」
は面白いビジネスの種になります。
ニッチとは隙間産業なので、そのニーズ自体はそれほど多くないです。
しかし、市場規模が小さいため、大手が参入してきません。
参入しても大して儲からないので。
ただ、大手からしても儲からなくても、小さな会社からすれば
十分過ぎるビジネスだったりします。
ライバルが少ないので、
うまくニッチを見つけられればすんなりビジネスが成長する可能性があります。
最近、私のクライアントであった事例です
(話の性質上、ぼやかした表現になることはご容赦ください)。
事例1。
クライアントは電気設備工事業で、
法人ではありますが社長一人でやっているような零細企業。
これまでは完全に下請けとして仕事をしていましたが、
元請けとして仕事を取りたいということで、色々やっていました。
その中で、●●という工事に関するHPを作ったところ、
広告費もかけていないのにチョコチョコ問い合わせが来るようになりました。
HPといっても1ページだけのシンプルなものなので、
そのHPから問い合わせが来るということは、
競合が少なく、それでいて需要もちゃんとあるということです。
ちなみに工事単価は数百万円~なので、
広告費もしっかりかけて拡大していけば、十分儲かるビジネスになります。
事例2。
この方はもともと会社員だったのですが、事情があり退職。
事務スキルがあったので、「ある業界の事務を代行します」というビジネスを始めました。
こちらも同様に、広告もかけず、簡単なHPを作っただけなのに
ちょこちょこ問い合わせが来て、受注しています。
同じようなビジネスをやっている会社があるのか調べたところ、
一社だけ、ちゃんと会社組織で広告もかけて集客しているところがありました。
なので、ビジネスチャンスとしてとらえているのでしょう。
この案件も、ちゃんと広告などかければ拡大できそうなのですが、
いかんせんクライアントは一人でやっているのですぐにキャパオーバーになりそうです。。
事例3。
私がFUNSとは別でやっている会社の話ですが。
私は「集客代行」という、クライアントの代わりにお客さんを集めますよ、というビジネスもしています。
その中で、「植木屋・造園業という業種に特化した集客代行」というサービスを運営しており、
全国で80以上のクライアントがいます。
「植木屋・造園業という業種に特化した集客代行」というビジネスも
なかなかニッチで、ほとんどライバルがいないです。
というわけで、「ニッチ」を見つけることができると、
ビジネスチャンスがあります(めちゃくちゃ稼げるかは別ですが)。
ニッチを見つけるコツは、
まずは今の自分のサービスや業界のサービスを棚卸、分解してみることです。
分解して、
「このジャンルって、あんまりライバルいなくない?」
というものが見つかったら、
とりあえず簡単なWebページでも作ってみるのです。
たまにでも反応があれば需要があるということですから、
ビジネスとして成立しそうであれば、広告で拡大していくと良いでしょう。
お試しください!