意外と知らない「資金使途違反」にはご注意

 

今回は、

 

「意外と知らない【資金使途違反】にはご注意」

 

というテーマです。



最近の記事は銀行融資関連の内容が多いのですが、

意外と多くの経営者さんが知らない

 

「資金使途違反」

 

についてもお伝えしておきます。



銀行から借りるとき、

 

「何のために資金が必要ですか?」

 

という資金使途を必ず聞かれます。



この資金使途を、借りた後で勝手に変えると結構まずいです。



例えば、

 

運転資金名目で借りたお金で

 

投資目的の有価証券買ったり

社長用の高級車買ったり

別の会社に貸したり



設備資金で借りて、思ったより安く買えたので

残ったお金を運転資金に回したり・・



などです。

 

これやっちゃうと、銀行はプンプン丸です。



特に信用保証協会付の融資の場合、

保証協会もプンプン丸で、

最悪の場合、今後保証が受けられなくなる場合もあります。



なぜかというと、

銀行はあくまで当初聞いていた目的のための融資として審査をしてOKしたわけで、

目的が違うなら再度審査する必要があるわけです。



あなたも友人から「お金を貸して!」と頼まれたら、

何に使うか聞きますよね?



それがもし

 

「娘の手術代で・・」

 

なら貸したとしても、

 

「明日の競馬で一勝負するんや、ゲヘヘ」

 

なら貸さないですよね。



そういうことです。



資金使途違反は、悪意がなく、

そうとは知らずにやってしまうことのほうが多いと思います。



もちろん、やってしまったからといって

全てのケースで、即・大問題になるというわけではありませんが、

リスクはあります。



なので、

 

「こういうリスクがある」

 

ということは是非知っておいてください。