今回は、
「斧、研いでますか?」
というテーマです。
こんな話、ご存じでしょうか。
朝、旅人が森の中を歩いていると、木こりが一生懸命に斧で木を切っている。
夕方、旅人が同じ道を戻ってくると、まだ木こりが斧で木を切っているが、
あまり作業は進んでいるように見えない。
よく見ると、斧がボロボロで、切れ味が悪そうだ。
そこで、旅人は木こりに言った。
「あまり作業が進んでいないようですね。斧の刃を研いだらどうですか?」
木こりは答えた。
「木を切るのに忙しくて、そんな暇ないよ」
さて、この話が何を伝えたいかはお分かりかと思いますが、
ご自身にあてはめてみて、いかがでしょうか?
経営者の皆さんは忙しいでしょう。
スタッフの皆さんも忙しく働いているでしょう。
しかし、日々目の前の仕事だけをし続けて、会社は成長するでしょうか?
昨日と同じことをやり続けていても、これからの結果は変わらないでしょう。
でも、忙しい中、ちょっとだけ手を止めて、斧を研ぐことで結果を変えられる可能性は高まります。
ここでいう「斧を研ぐ」は、
経営者にとっては経営の勉強や会社の仕組み作りかもしれませんし、
スタッフにとってはスキルアップ、教育などかもしれません。
すこしだけ手を止めて、斧を研ぐことを考えてみてはいかがでしょうか?