今回は、
「会社に利益を残さなくても良いケースとは?」
というテーマです。
このブログでは、基本的には
「利益を出しましょう、節税は止めましょう」
とお伝えしています。
会社を成長させていくにはしっかり利益を出して税金を払い、
出た利益を元に次の投資をしたり、
あるいは銀行から借入をしていく必要があるからです。
とはいえ、あらゆるケースでそうであるわけではないです。
先ほどとは逆に、
別に今後会社を大きく成長させる必要がなかったり、
銀行から借入を考えていない、という場合は、
利益を出す必要はありません。
経営者がそれなりの年齢で、後継者もいないので
自分の代で終わらせるとか、
まだ若いが、現状それなりの生活ができていて、
大きな拡大を目指しているわけではないとか、
現状それなりの利益が出ていて、
社長自身の蓄えもあるので、自己資金でそれなりにやっていく、
そういう場合は、うまく経費をコントロールして、利益を最小限にして、
支払う税金も減らす、というのもアリです。
もちろん脱税はダメですが、
役員報酬をうまく調整したり、
できるだけ経費で落としたり、などですね。
結局は、社長がどうしたいか?会社の目標、ゴールは?
によって方針も変わります。
会社を大きくしたい、という目標はもちろん王道ですが、
その分リスクも増えたりします。
最近は働き方の多様性で、自分で小さな会社を作って副業する、
なんて人も増えています。
まずはご自身が目指す目標を改めて考えて、
それに合った経営をしてみましょう。