今回は、
「まずは実質無借金経営を目指そう!」
というテーマです。
「無借金経営」を目指す社長は多いと思います。
「借入=借金はなんとなく嫌なので、早く返したい」
もちろん、気持ちは分かります。
でも、このブログで何回も何回も伝えてるように、
「借入してでも、キャッシュは多く持ったほうが良い」
のです。
そうすると、無借金経営は必ずしも良いものではないということになります。
もちろん、借入する必要がないくらいキャッシュが潤沢なら良いのですが、
なかなかそんな会社は無いですよね。
では、どうするか?
そこでお勧めは、
「実質」無借金
です。
これは何かというと、借入はあるが、
現預金>借入残高
の状態ということです。
例えば、現預金が5,000万円あり、借入が3,000万円などですね。
これは、借入を返済しようと思えばできる状態ですので、
実質無借金、と表現します。
※返済すると現預金2,000万円、借入0円になります。
これ、
「借入しないと現預金が寂しいので借入はするが、
返そうと思えばいつでも返せる」
という状態なので、精神衛生上はかなり良いです。
いきなり無借金は難しいので、まずはこの状態を目指しましょう。
実質無借金になったら、引き続き現預金を増やしていき、
本当にキャッシュが潤沢になったら返済してしまえばOKです。
まあ、それくらいキャッシュの残高に余裕ができ、
銀行取引の考え方が身についている社長であれば、
あえて返済しようと思わないかもしれませんけどね。
では、実質無借金を目指すにはどうすれば良いか・・?
というのは、次回の記事でお伝えしますね。
では、また!