今回は、
「700万円利益アップの会社がした、たった1つのこと」
というテーマです。
ある自動車整備工場は、前年比で利益が700万円増加しました。
小さな会社にとって、700万円の利益増はかなり大きなインパクトがあります。
利益アップにあたり、
・広告費をかけたわけではありません。
・新しく商品を作ったり、取引先を開拓したわけではありません。
・人も増やしていません。
では、この会社はどうやって利益を増やしたのでしょうか?
答えは、
「毎月の粗利目標を立てて、日々数字をチェックした」
です。
これまでのブログでもお伝えしてきたとおり、
「売上は見せかけ」
です。
重要なのは、粗利です。
この会社では、返済や必ずかかる固定費などから逆算して、
「毎月の粗利目標を●●円」と決めました。
そして、1日毎に、その日稼いだ粗利を集計していきました。
しかも、
サービスや商品毎の粗利額や、
スタッフ毎に稼いだ粗利額も見えるようにしました。
そうすると、日々、
・「今月はまだ●●円しか稼げてないな」
・データを分析すると、●●のサービスが一番粗利が高いな
・●●さんのやっている仕事は、いまいち儲からないな
なんてことが見えてきます。
こうなると、
「じゃあ、どうするか?」
をすぐ決めることができるのです。
目標に届かなそうであれば既存客に電話して営業してみたり、
粗利が高いサービスが分かればそちらを重点的に増やしたり、などです。
結果、粗利が大幅に増え、最終利益も700万円アップした、ということです。
ポイントは、
「何を目標にするか?」
ということと、
「決めた目標に沿って、日々数字を追いかけること」
です。
間違ったゴールを設定しては間違ったゴールにしかたどり着きませんし、
ゴールだけ決めても、進まなければ到達しません。
「粗利目標」
と
「日々の進捗管理」
この2つの、シンプルな手法はめちゃくちゃおすすめですので、
是非取り入れてみてください!