今回は、
「銀行の視点は売上アップより〇〇」
というテーマです。
銀行から借入をする際に、
今後の事業の見込み、事業計画を聞かれることがあります。
業績が好調の場合は良いのですが、
現状イマイチ、あるいは赤字で、
「どうやって黒字にするか?」
を求められることは珍しくありません。
その時、経営者としてはどうしても
「売上を上げて利益を出す」
に傾きがちです。
が、結論としては銀行は売上アップよりも経費削減を重視します。
まあ、銀行の立場に立てば、
上がるかどうか根拠が不明な売上増加計画よりも、
コストカットのほうが確実に数字に反映できますからね。
なので、
「売上を〇〇円上げます!」
よりも、
「経費削減で〇〇円利益を出します」
のほうが喜ばれます。
現実的にはコストカットだけしていても組織が縮小するので
(もちろん無駄な経費は無くすべきですが)
売上や粗利アップを目指していくべきです。
が、ひとまず銀行の見方を知っておくだけでも、
融資を受ける際のヒントになると思いますので、
参考にしてください。