今回は、
「求人に困らない飲食店の話」
というテーマです。
人手不足が深刻な昨今です。
飲食店などもかなり顕著で、なかなか求人かけても人が集まらない、という声を聞きます。
そんな中、私のクライアントに
「求人で困ってないですか？」
と聞いたところ、
「うちは今のところ大丈夫です」
とのこと。
毎回、必要なタイミングで求人をかけると数人は応募が来るので、
それで採用はできているようです。
では、どうやって求人をかけるのかというと・・
「定期的に出している、ハガキDMに求人を記載する」
とのことでした。
このお店では、顧客情報を取得し、定期的にハガキでDMを送っています。
基本的に載せる情報は季節の新メニューなどですが、
求人したい場合は、その情報も載せるんですね。
そうすると、それを見て、応募が来るということです。
ＤＭはお客さん全員ではなく、何回か来店してくれている、
ある程度リピーター層に送っています。
なので、元々このお店のことが好きな人が反応してくれます。
結果として、雇用した後も良いスタッフになる、ということです。
今回の話のポイントとしては、まず
「お客さんにスタッフ募集の案内をかけてみよう」
ということですね。
あなたのお店のことを知っている、ここで働きたい、という人が応募してくれるので、
良い人材である可能性が高いです。
もう一つは、
「定期的にお客さんとコミュニケーションをとろう」
ということです。
このお店も、年に数回ハガキを出して、お客さんとの関係を作っています。
コミュニケーションとは、別にハガキでもＬＩＮＥでも何でも良いのですが、
接触が増えるほどあなたに好意を持ってくれるお客さんも増えます。
関係性が無いのに「働きませんか？」と伝えても、良い求職者は来ないでしょう。
是非、日頃からのお客さんとの関係構築を心がけてみてください。
なお、この手法の唯一の問題は・・
「応募してもらっても採用をお断りすると、その後来店してもらえなくなる」
ということでした。。
こればっかりは仕方ない。。
