今回は、
「アリーナで目立っていたブースの話」
というテーマです。
先日、ちょっとした機会があって、
さいたまアリーナで農業系の会社が出展するイベントに行ってきました。
予想していたよりもかなり多くの数が出展していて(100以上?)
驚いたのですが、グルっと回ってみて気付いたことがありました。
それは、
「目立つブース」と「目立たないブース」の差が顕著で、
9割がた、目立たないブースだったということです。
正確には目立たないというか、「目を惹かない」です。
スピースにはびっしりブースが並んでいて、
人もたくさんいるので、目を惹かないブースはそのままスルーされます。
目立たないブースの特徴は、
・看板や、書かれている文字が小さい
・看板に書いてある内容が、自社の名前だけ
といった感じです。
やや目を惹いたのは、
・大きな文字で、例えば「キャベツ」のように扱っている農産品が書いてある
ものです(キャベツはあくまで例です)。
一番目を惹いたのが、
・大きな文字で
「●●円で瞬間冷凍処理!」
のように書いてあったものです(これもあくまで例です)。
ここから分かることは、
・文字が小さいとそもそも目立たない
・書いてある内容が興味を惹かないと目立たない
ということです。
興味を惹かない例としては、「自社やお店の名前」ですね。
残念ながらお客さんは、あなたの会社の名前には基本的に興味がありません
(よほど知名度のある会社なら別です)。
それなら、商品名をデカデカと書いたほうが、
その商品を欲しいと思っている人には刺さります。
さらに、具体的なサービス内容やメリットなどが書いてあると、
もっと目を惹きます。
お客さんは「あなた」のことを探しているわけではなく、
「あなたが提供する商品」を探していて、
もっと言うと
「その商品が提供してくれる価値やメリット」
を求めているわけです。
看板だけでなく、チラシでもHPでも何にでも共通する考え方なので、
ぜひ覚えておいてください。