今回は、
「機会損失って意識してる?」
というテーマです。
機会損失とは、
「営業や販売などの機会を逃すことで、本来得られるはずの利益を失う未来的な損失のこと」
です。
何か費用を払うことで、●●円失うというのは分かりやすい損失です。
しかし、機会損失は未来的な損失なので、意識しないと気づきません。
なので、この記事を読んで意識するきっかけにしてみてください。
・・とはいえ、機会損失が発生する場面はたくさんあるでしょうから、
ひとまず3つの視点をお伝えします。
(1)もっと集客できているのでは?
世の中には本来あなたの商品やサービスを求めている見込み客がいるにもかかわらず、
取りこぼしている、という状況のことです。
対処法としては、広告や営業というものをしっかり仕組化しておこなうことです。
広告についてはこのブログでも何度もお伝えしていますが、
中小零細企業でしっかり広告費をかけて集客をしている会社はほとんどありません。
また、営業も、社長の人脈や営業力でなんとなくやっている、というケースが多いです。
この部分をしっかり社内の仕組みとして取り組むことで、
新規顧客を増やせる余地があります。
(2)もっと業務効率を上げられるのでは?
「仕事自体はあるが、スタッフのキャパの問題でこれ以上やりきれない」というケースは多いでしょう。
せっかく集客で新規客が増えても、社内でやり切れない場合はまさに機会損失です。
対処法としては、設備を導入したり、スタッフのスキルアップのトレーニングをしたり、です。
特にスタッフの教育という部分は、中小零細企業の大きな課題です。
なんとなく現場に入って仕事をしていく中で育っていく、というのが主流でしょう。
もちろん、ただでさえ人手不足で忙しい中、教育に割く時間も予算も無いのは分かります。
ですが、ここをしっかりおこなうことで、自社の実力を上げることにつながります。
教育の仕組化に取り組んでみましょう。
(3)もっと儲かる仕事があるのでは?
既に忙しいし、社内キャパもマックス、という場合はこれ以上仕事を請けられません。
しかし、その忙しさは、貧乏暇なしになっていませんか?
例えば、
Aという仕事は1時間で1万円の売上になり、
Bという仕事は1時間で3,000円の売上にしかならない。
にもかかわらず、Bの仕事に追われていませんか?
ということです。
当然、Bを減らし、Aを増やせば同じ労働時間、社員数でも儲かります。
そのためには、まず自社がどんな仕事をしているか?
その仕事の利益は(できれば時給)?
を出してみることです。
これだけで、新たな投資などは何もしなくても、
利益体質にできる可能性があります。
いかがでしょうか?
今回は3つだけお伝えしましたが、他にもたくさん機会損失をしている場面はあります。
ぜひ意識して、探して改善してみてください。