今回は
「労働時間を減らし利益を増やす方法」というテーマです。
前回の記事では、
「売上ではなくて、粗利を見ましょう!」
という話をしました。
これだけでも利益体質になる可能性が増えるのですが、
さらにもっと、
「儲かる仕事の見分け方」
をお伝えします。
例えばですが、
・粗利が100万円の仕事
・粗利が30万円の仕事
どちらが儲かりますか?
これだけ見ると、もちろん粗利が100万円の仕事ですよね。
では、この情報が加わったらどうでしょうか。
・粗利100万円の仕事、ただしこの仕事を終わらせるのに200時間かかる
・粗利30万円の仕事、ただしこの仕事を終わらせるのに30時間かかる
これだと、100万円の仕事は1時間あたり5,000円しか稼げませんが、
30万円の仕事は1時間あたり1万円稼げることになります。
当然、1時間あたり1万円稼げるほうが効率が良いわけですから、
5,000円の仕事を減らし、1万円の仕事を増やしていくだけで、
労働時間は変えずに、利益を増やすことができます。
この例で言えば、
100万円の仕事を止めて、その分30万円の仕事だけを増やせば、
それ以外は何も変えずに2倍の粗利が稼げるようになります。
もちろん、その仕事を獲得するために営業したり、
あるいはスキルや設備の見直しが必要になるかもしれません。
しかし、見た目の粗利だけでなく、
「その粗利を稼ぐためにどれくらいの時間や労力が必要か?」
という視点を持つだけで、
利益を増やせる可能性はある、ということです。
「売上」を追いかけるのはNG、
「粗利」を追いかければ合格、
「時間単価」まで管理できれば最高です。
是非この考えを取り入れてみてください。
※例のように時間単価で算出するのか、
「〇人で〇日かかる」
というように人工で算出するのかなどは、業種などによって異なります。