今回は
「営業を科学する!」
というテーマです。
「営業」というと、
「社交的で、話し上手で、付き合いの良い人のほうが得意」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、人に接するものですから、
ある程度はそういった要素も必要なことは事実です。
しかし、営業で成果を出すために必要なのは、それだけではありません。
私も、「人と会うよりも家に引きこもって漫画読んでいるほうが好き」という根暗人間ですが、
「コンサルティング」という、形が無くしかもそれなりに高額なサービスをセールスして、受注することができます。
営業の成果を上げるためには大きく分けて
・数字的な要素
と
・心理的な要素
がありますが、今回は「数字的な要素」についてお伝えします。
さて、営業の数字的な要素についてです。
これは、「営業活動を全て数値化する」ということです。
例えば、このブログの読者さんにはいないかもしれませんが、テレアポするという場合。
・100件電話した
・100件電話したうち20件、社長につながった
・20件社長につながったうち10件、説明を聞いてもらえた
・10件説明を聞いてもらえたうち3件、アポが取れた
・3件アポが取れたうち2件、見積依頼が取れた
・2件見積依頼が取れたうち1件、成約した・・
など、プロセスを全て数値化するわけです。
実際はもっと細かく分けることができると思います。
こうやって細かく数値化することで、
「どの部分がうまくいき、どの部分を改善すべきか」
が分かる、ということです。
例えば、
「社長にはつながるけど、アポがとれない」
という場合は、そこのトークに問題がある可能性がありますので、
その部分を改善すれば良い、ということです。
そして、このように分解・数値化した上で、
「成果を出している人のやり方をマネ」
します。
成果を出している人がやっていることを
細かく分解し、他の人も同じように行うことで、
全体の底上げができるようになります
(以前の記事でもお伝えした、マニュアル化です)。
もちろん、営業というと対人のスキルですから、
100%完全に同じ成果が出せる、ということではありません。
が、100%と言わずとも、60%、70%でも再現できれば、
十分プラスになるのではないでしょうか。
少なくても、
「個々人が、自己流でなんとなくやる」
よりも成果が出ることは間違いありません。
科学的な営業手法として、
・分解して
・数値化して
・成果が出ている人をマネする
参考にしてみてください。