経営の不安を取り除く方法

今回は、「経営の不安を取り除く方法」

 

というテーマです。



経営者の皆さんは、日々会社経営するにあたり様々な不安を抱えていると思いますが、

不安の中でも最も大きなものは、やはり

 

「お金が無くなって、仕入や給与の払いや銀行への返済ができなくなったらどうしよう・・」

 

ではないでしょうか。



これまでの記事でもお伝えしてきたとおり、

会社を継続するうえで最も重要なものはキャッシュ(現預金)です。



キャッシュがあれば会社は潰れません。



キャッシュが無ければ、利益が出ていても潰れる恐れがあります。



キャッシュ・イズ・キングです。



したがって、そんな大事な「キャッシュ」の予測をすることが、

経営の不安を取り除く上で非常に重要、ということです。



ポイントは、「予測」です。

 

過去ではなく、未来を見ましょう、ということです。

 

「このままいくと、この先どうなるか?」を知ることが大事です。

 

仮に「このままだとまずい!」という状況だとしても、事前に分かっていれば、対策できます。



例えば車を運転していて、ガソリンメーターがあれば

 

「少なくなってきたから給油しよう」

 

とか

 

「これくらい残っていれば、まだ大丈夫」

 

とか判断できますよね。



もし、ガソリンメーターが無かったら・・?



突然、ガス欠で止まってしまうかもしれません。

 

怖くて運転できませんね。



会社経営においては、

 

ガソリン=キャッシュ

 

だと考えてください。



ガソリンメーターをチェックし予測するように、

会社のキャッシュもチェックし予測する必要があります。




では、どうやってキャッシュの予測をするかというと、そのためのツールが



「資金繰り表」



です。



名前を聞いたことがある方は多いと思います。



しかし、実際に作っている・・という経営者さんはほとんどいないのではないでしょうか。




個人的には、



「他のどんな経営資料よりも、まずは資金繰り表を作ってください!」



と言いたいです。




なぜなら、キャッシュが事業継続に最も重要だからです。

 

なんか壊れたロボットのように同じことばかり繰り返して言っていますが、それくらい重要だ、ということです。



長くなりましたので、資金繰り表の具体例などは次回の記事でお伝えします。