前回は、
「採用をするには、会社に魅力が無いといけない」
「会社の魅力=給料だけではない」
という話をしました。
今回は、
「じゃあ、会社の魅力って何?」
という内容です。
例によって結論からお伝えすると、
・・
・・
・・
「人による」
です。
イラッとすると精神衛生上良くないので、とりあえずいったん落ち着いて続きを読んでください。
異性の好みが人それぞれ違うように、
お店や、商品・サービスの好みが人それぞれ違うように、
職場に感じる魅力も、人それぞれ違います。
例えば、「小さなお子さんがいるけど働きたい」という女性にとっては、
給料は多少低くても、
・子供が保育園に行っている間だけ働ける
・学校行事などの際に柔軟に休める
・子供の急な体調不良などでも休める
といった環境の会社は、魅力があるといえます。
また、「趣味や勉強と、仕事を両立したい」という人にとっては、
「残業が絶対無い」という会社は魅力的かもしれません。
逆に、「忙しくても良いから、短期間で成長したい」という人にとっては、
バリバリ働ける会社が良いかもしれません。
あるいは、社長の掲げる経営理念や、会社が目指す方向自体に魅力を感じて、
「この会社で一緒に働きたい!」
と思ってくれる人もいるかもしれません。
このように、「魅力」は人それぞれです。
なので、重要なのは、
・「どんな人材を採用したいか?」を明らかにする
・「その人材が価値を感じる自社の魅力」をアピールする
ということになります。
人手が足りなくて猫の手も借りたいという状態だと、
「誰でも良いから働いてほしい」
となりがちですが、そうすると後々うまくいかず、結局すぐ退職・・などとなりかねません。
なので、まずはあなたの会社とマッチしそうな人物像、欲しい人材像を明確にしましょう。
そして、その人が職場に求める価値や魅力を、例えば求人広告などでアピールしていきます。
これで、よくありがちな
「アットホームな職場です。給料〇〇円~」
のような求人に比べ、応募したくなることは間違いありません。
ちなみに、もしあなたの会社にそのような魅力が何も無かったとしたら・・?
その時は、これから作るしかありません。
残念ながら、魅力が無い会社にわんさか求人応募が来る、なんてことはありえないのです。
次回は、ここまでの内容を踏まえて、
「これからの時代の求人に必須のツール」
についてお伝えします。