経営の3要素は「ヒト・モノ・カネ」といわれています。
今回からは、その中の「ヒト」についても触れていきます。
まずは、
「労働力減少時代の採用」
についてです。
さて、人口減少で労働力不足が深刻になっていますが、
どうすれば良い人材を採用できるでしょうか?
「〇〇という求人媒体が良い」など、テクニック的な話はありますが、
それ以前にしっかり理解しておくべきことがあります。
それは、
「求職者にとって、あなたの会社は魅力的か?」
ということです。
よく言われるのは、求人=マーケティングと同じ、ということです。
お客さんが「あなたの会社やお店で買うかどうか」選ぶのと同じように、
求職者も「あなたの会社で働くかどうか」を選んでいます。
失業者が多過ぎて、「働けるならどこでも良い」という状況ならともかく、今はそういう時代ではありません。
なので、あなたの会社で働きたい!と思われる魅力が無いと、なかなか選ばれません。
では、会社の魅力とは何でしょうか?
一つはもちろん給与、待遇ですね。
給与が高いほうが優秀な人材が集まる可能性は高くなります。
そうすると、小さな会社だと、
「うちはそんなに給与は払えないし・・」
と諦めたくなるかもしれません。
しかし、「会社の魅力=給与が全て」ではありません。
あなたが買い物をする時、もちろん値段が安ければ嬉しいですが、かといって値段だけで決めたりしないですよね?
品質だったり、
利便性だったり、
アフターフォローの内容だったり、
あるいは単に知り合いだから、という理由で購入するケースもあるでしょう。
同じように、求職者も
「給与だけ」
で仕事を選んだりはしません。
したがって、「給与」以外でも会社の魅力を打ち出していけば、
そこに価値を感じてくれる人を採用できる可能性が高まる、ということです。
では、会社の魅力とは一体なんでしょうか・・?
次回の記事でお伝えしますね!