いよいよ、今回から本格的に「業績アップ」についてお伝えしてきます。
・・で、いきなりですが、「業績アップ」って何でしょうね?
何をもって、「業績アップ」というのが妥当だと思いますか?
もちろん、ニュースなどで大企業の業績について報道されることはありますが、
我々中小零細企業にはあまり関係の無い話なので。
私たち、小さな会社が認識すべき「業績」とは何でしょうか。
「売上」でしょうか?
確かに、売上が増えると
「事業規模が拡大し、業績上がった!」
というイメージは持ちやすいです。
しかし、仮に売上が上がっても、
それ以上に経費が増えたり支出が増えたりしたら、
会社の経営状況は悪くなりますよね。
では、「利益」ではどうでしょうか?
売上から各種費用を引いたものが利益ですから、
利益が増えたなら、業績アップした、と考えても良さそうです。
しかし、「黒字倒産」という言葉があるように、
「黒字=利益が出ている状態」であっても、
倒産することはあります。
利益さえ出ていれば良い、ということでもなさそうです。
このように、「業績アップ」には、これ!という明確な定義が無いのです。
なので、
「この数字が上がっていれば、業績アップしてますね!」
と一概には言えないのですが・・
オススメとしては、次の3つの数字をチェックしてみてください。
過去3期分の決算書を並べて、比較して見ると良いです。
(1)粗利(売上総利益)
(2)営業利益+役員報酬
(3)現預金
では、なぜこの3つをチェックすると良いのか・・?
続きは、また次回以降でお伝えします!